教会ウェブサイトの作成 1.手段、規模、価格

教会のウェブサイトの作成について、私の経験をまとめています。

 

まず、どんな規模でサイトを作成するかを決めなければなりません。立派で自由にカスタマイズできるものほど、作成に時間がかかるし、お金もかかるし、デザインなどで決めなければならないことが多く、手間がかかり、場合によっては、意見の調整が大変な場合もあると思います。

掛け声だけで終わってしまう可能性もあることを考えて、時間的にも、人的にも、実際的に実現可能なところから始めて、徐々にグレードアップしていくのが賢いやり方だと私は思います。

 

1.ブログ

利点:

  • すぐに始められる
  • 更新がしやすい
  • 安い
  • 比較的アクセス数が上がりやすいと言われている。

欠点:

  • デザインがカスタマイズしにくい

など。

ブログを持っていない教会で、まず、教会の地図などを誰からでも見られるようにしたい、といったケースでは、まずブログを作成するのが圧倒的に早くて簡単で、確実です。それで物足りなければ、改めて別の方法を考えれば良いと思います。

どのブログが良いかは、「ブログ 比較」等で検索すれば、いろいろな情報が見つかると思います。

 

2.Googleサイト

Googleサイトというのがあります。無料で簡単に作れます。簡単にサイトを作成するには、とてもフレキシブルなので、一つの選択肢だと思います。

https://sites.google.com/site/howtousesites01/

上記の紹介サイトでは、無料でできて、広告がないので良い、ただし、超カッコいいデザインはできない、と書いてありますね。自由なデザインでやりたいという場合は合わないかもしれませんが、デザインがある程度許容できるなら、良いと私は思います。

 

3.独自に作成する

今回、私たちの教会では、すでに独自のサイトを持っており、リニューアルということでしたので、新しくサイトを作成することになりました。

既存のサイトがない場合は、

   ドメインとは、http://winetree.hatenablog.com/entry/2014/12/08/181526 のようなURLの中の、「winetree.hatenablog.com」の部分のことです。このドメインを私たちの教会で使います、と登録しなければなりません。

   サーバーとは、ウェブサイトのデータを置いておくコンピューターのことです。レンタルサーバーの場合は、どこかの場所にあるコンピューターを、インターネット越しに操作してデータファイルを置くことになります。作業自体は(慣れれば)簡単なものです。

 

といった作業が必要になります。私は一から契約をしたことはありませんが、それほど難しくはないと思います。

私たちのケースでは、既存のサイトと同じサーバーを利用し、同じドメインを使用したため、これらの手続きは不要でした。同じサーバー・ドメインを使用できたので、費用が安く、SEO(後述、アクセス数向上に重要)上も効果があったと思います。

 

サイトを作る際は、制作会社に依頼をしましたが、ワードプレスwordpress)というツールを使って作成していただくようにお願いをしました。ワードプレスはウェブサイト構築に世界中で非常に(最も)たくさん使用されているツールと言われています。後述しますが、ワードプレスを使うことで、様々な機能を簡単に利用することができます。

費用感ですが、私たちは、教会の関係の方の紹介もあったと思いますが、正確には知りませんが、50万円程度でできたのではないかと思います。(かなり安いと思います。)インターネットを見ていると、場合によっては200万円といった金額がかかっているケースもあるようですが、数百人以下の規模の教会で、文章や画像、映像、音声、地図その他を普通に掲載するだけであれば、そこまでお金をかけなくてもできるのではないかと思います。(サイトでネット販売をするとか、教会員が各自ログインして操作できるとか、特殊な機能が必要な場合は別ですが。)

 

 

4.その他のサービス

ウェブサイト作成のサービスは、非常にたくさんあります。その中で、価格がリーズナブルで、内容が充実していると思えるもので、一つだけ紹介します。たまたま私が知っていて、良いと思ったものです。

http://www.akibare-hp.jp/

初期費用2~5万円+月額5千円で、他と比べると、私の知っている限り、かなり安いのではないかと思います。(特に利害関係もありません。)

 

 

次回は、サイト作成の際に気を付ける点を紹介しようと思います。